車の運転
昨年は母の老いをひしひしと感じた一年だったな。
運転免許の更新の際には
自分の能力が衰えていることを客観的に感じ
急に自信がなくなってしまったようだった。
車をぶつけたり
危ない運転をしたりといったようなことは一切ないが
80歳になり
周りもそれとなく運転を控えるように言葉をかけてきた。
本人は少し不満げだったが
「お母さんが出かける時は言ってね。私がお供するから。」と
それとなく伝え続けていたら
いつのまにか母も納得したようで
車に乗らなくなった。
事故を起こし つらい思いをさせるより
母の運転手で 時間をともに過ごせるなら
そちらの方がどんなにいいだろう。